アイスランドで運転する際の注意事項
令和8年1月16日
アイスランドは公共交通機関が発達していないため、ご自身でレンタカーを借りて旅行される方も少なくありません。
アイスランドは大きな都市もほとんど無く交通量が少なく道も複雑ではないため、初心者でも運転しやすいイメージをお持ちかもしれませんが、毎年多くの観光客が交通事故に遭われ、中には不幸にして亡くなられる方がいることも事実です。
以下では、アイスランドで運転する際やレンタカーを借りる際に知っておくと便利な情報や注意事項などを、最近当館によく寄せられる質問や相談なども踏まえ案内いたしますので、当地での安全なドライブ旅行の一助としていただければと思います。
アイスランドは大きな都市もほとんど無く交通量が少なく道も複雑ではないため、初心者でも運転しやすいイメージをお持ちかもしれませんが、毎年多くの観光客が交通事故に遭われ、中には不幸にして亡くなられる方がいることも事実です。
以下では、アイスランドで運転する際やレンタカーを借りる際に知っておくと便利な情報や注意事項などを、最近当館によく寄せられる質問や相談なども踏まえ案内いたしますので、当地での安全なドライブ旅行の一助としていただければと思います。
基本的な道路事情・交通ルール
1 通行区分
アイスランドは日本とは反対の左ハンドル右側通行の国です。日本や英国など右ハンドル左側通行に慣れている方は、逆走しないよう注意が必要です。特に右左折の際に進入先を間違えて逆走してしまうケースがありますので、進入する車線を間違えることがないよう注意が必要です。
2 法定速度
アイスランドの法定速度は、特に指示が無い場合、市街地では50Km/h、郊外では90km/hです。ただし住宅密集地や教育施設等注意を要する施設の周辺では30km/hまたはそれ以下に制限されている場所も少なくありません。また、郊外でも未舗装路は80km/h、舗装路においても見通しの悪い場所、ほかの道と合流する場所、道路脇に施設がある場所などでは70km/hに制限されていることが多々ありますので、道路標識にしたがって安全な速度での運転を心がけてください。
なお、警察車両やスピードカメラ(固定式及び移動式)による速度取り締まりは頻繁に行われており、違反者には超過速度に応じた罰金が車の所有者を通じて通知されます(カメラで一定区間の平均速度を測定し法定速度の超過を取り締まる区間もあります)。
3 前照灯(ヘッドライト)の常時点灯
アイスランドでは走行中の車両の視認性を高める目的で、車の前照灯(ヘッドライト)の常時点灯が義務付けられています(季節や昼夜を問いません)。視界が悪いときは前方からのヘッドライトを頼りに対向車の有無を確認しているドライバーも多く、点灯していない場合は車両に気付くのが遅れ正面衝突のおそれもあるため、走行前に前照灯が点灯していることを必ず確認してください。
4 シートベルト/チャイルドシート
シートベルトの着用は運転手のみならず全ての同乗者に義務付けられています。
また身長が135cm以下の子供は体格に合わせてチャイルドシート(後ろ向きの装着が推奨されています)またはブースターシートの使用が義務付けられています。なお年齢を問わず身長が150cmに満たない方の助手席への着座は禁止されています。
5 飲酒運転
飲酒や薬物使用中の運転は厳しく取り締まられています。飲酒運転の基準は、血中アルコール濃度が0.5mg/mL(0.05%)、呼気中アルコール濃度が0.25mg/Lとなっていますが、少量の飲酒であっても運転しないよう心がけてください。
なお、週末は飲酒運転による事故が多い傾向にあるため、周囲に動きが不審な車両がある場合は距離を保つなど、回避運転を心がけてください。
6 運転中の携帯電話端末等の使用禁止
運転中に携帯電話やタブレット端末などの運転に影響を及ぼす機器を使用することは禁止されています。ハンズフリー機能による使用は認められていますが、注意力が散漫となるため使用は極力控えてください。
7 信号機に関する注意事項
信号機は直進と右左折の指示が分離していること(いわゆる矢印式信号)が多く、そうした信号機が設置されている交差点では、矢印が示す方向指示に従う必要があります(小さな交差点では矢印式ではない信号機も一般的です)。
当地での交通事故の大半は交差点で発生していますので、うっかり隣のレーンの動きにつられて進行しないよう進行方向の信号を確認するようにしてください。
8 未舗装路の走行
アイスランドには未舗装の道路が少なくありません。路面状況によって走行できる車が四駆車や高出力車に限られている場合もありますので、必ず道路に標示されている注意を確認してください。特に道路ナンバーの冒頭にFが振られている道路(通称「Fロード」)は走行できる車種のほか走行できる時期や気象状況にも制限がある場合が多いため注意が必要です。
9 オフロードの走行禁止
特に認められている場合を除いてオフロード走行(道を外れて走行すること)は禁止されており処罰の対象となります。道路ではない場所は、地面に凹凸や深い穴がある可能性もあり大変危険なうえ、環境への影響も懸念されますので興味本位で行わないようにしてください。
アイスランドは日本とは反対の左ハンドル右側通行の国です。日本や英国など右ハンドル左側通行に慣れている方は、逆走しないよう注意が必要です。特に右左折の際に進入先を間違えて逆走してしまうケースがありますので、進入する車線を間違えることがないよう注意が必要です。
2 法定速度
アイスランドの法定速度は、特に指示が無い場合、市街地では50Km/h、郊外では90km/hです。ただし住宅密集地や教育施設等注意を要する施設の周辺では30km/hまたはそれ以下に制限されている場所も少なくありません。また、郊外でも未舗装路は80km/h、舗装路においても見通しの悪い場所、ほかの道と合流する場所、道路脇に施設がある場所などでは70km/hに制限されていることが多々ありますので、道路標識にしたがって安全な速度での運転を心がけてください。
なお、警察車両やスピードカメラ(固定式及び移動式)による速度取り締まりは頻繁に行われており、違反者には超過速度に応じた罰金が車の所有者を通じて通知されます(カメラで一定区間の平均速度を測定し法定速度の超過を取り締まる区間もあります)。
3 前照灯(ヘッドライト)の常時点灯
アイスランドでは走行中の車両の視認性を高める目的で、車の前照灯(ヘッドライト)の常時点灯が義務付けられています(季節や昼夜を問いません)。視界が悪いときは前方からのヘッドライトを頼りに対向車の有無を確認しているドライバーも多く、点灯していない場合は車両に気付くのが遅れ正面衝突のおそれもあるため、走行前に前照灯が点灯していることを必ず確認してください。
4 シートベルト/チャイルドシート
シートベルトの着用は運転手のみならず全ての同乗者に義務付けられています。
また身長が135cm以下の子供は体格に合わせてチャイルドシート(後ろ向きの装着が推奨されています)またはブースターシートの使用が義務付けられています。なお年齢を問わず身長が150cmに満たない方の助手席への着座は禁止されています。
5 飲酒運転
飲酒や薬物使用中の運転は厳しく取り締まられています。飲酒運転の基準は、血中アルコール濃度が0.5mg/mL(0.05%)、呼気中アルコール濃度が0.25mg/Lとなっていますが、少量の飲酒であっても運転しないよう心がけてください。
なお、週末は飲酒運転による事故が多い傾向にあるため、周囲に動きが不審な車両がある場合は距離を保つなど、回避運転を心がけてください。
6 運転中の携帯電話端末等の使用禁止
運転中に携帯電話やタブレット端末などの運転に影響を及ぼす機器を使用することは禁止されています。ハンズフリー機能による使用は認められていますが、注意力が散漫となるため使用は極力控えてください。
7 信号機に関する注意事項
信号機は直進と右左折の指示が分離していること(いわゆる矢印式信号)が多く、そうした信号機が設置されている交差点では、矢印が示す方向指示に従う必要があります(小さな交差点では矢印式ではない信号機も一般的です)。
当地での交通事故の大半は交差点で発生していますので、うっかり隣のレーンの動きにつられて進行しないよう進行方向の信号を確認するようにしてください。
8 未舗装路の走行
アイスランドには未舗装の道路が少なくありません。路面状況によって走行できる車が四駆車や高出力車に限られている場合もありますので、必ず道路に標示されている注意を確認してください。特に道路ナンバーの冒頭にFが振られている道路(通称「Fロード」)は走行できる車種のほか走行できる時期や気象状況にも制限がある場合が多いため注意が必要です。
9 オフロードの走行禁止
特に認められている場合を除いてオフロード走行(道を外れて走行すること)は禁止されており処罰の対象となります。道路ではない場所は、地面に凹凸や深い穴がある可能性もあり大変危険なうえ、環境への影響も懸念されますので興味本位で行わないようにしてください。
事故に遭わないための対策
1 信号機のない交差点の通過
信号機のない交差点を通過する場合、優先道路を示す標識を確認してください。交差点手前に黄枠の菱形標識が見える場合は自車が走行中の道路が優先道路です。一方で、赤枠白地(または黄地)の逆三角形標識が見える場合は交差している道路が優先となりますので、交差する道路を走行している車がいる場合はその車両が交差点を通過するのを待つ必要があります。
なお、赤地に「STOP」の標識がある場合は、優先順位にかかわらず必ず一時停止し、車両の有無を確認してください。
また、優先標識が無い場合、道幅などから優先度が明らかな場合を除いて必ず一時停止してください。
2 ラウンドアバウトの通過
アイスランドにはラウンドアバウトが多く設置されています。日本とは異なるルールもありますのでご注意ください。
・ラウンドアバウトではラウンドアバウト内を走行中の車両に優先権がありますので、ラウンドアバウトに進入する際は、ラウンドアバウト内の左側から車両が来ていないことを確認して進入してください。
・ラウンドアバウトから出る際は右ウィンカーを、出口を通過する場合は左ウィンカーを点滅させてください。
・2車線のラウンドアバウトにおいては内側の車両に優先権がありますので、自車が外側の車線を回っている際に自車の左側(内側車線)を走行している車がラウンドアバウトから出ようとしている場合はその車両が自車の車線をまたいで出口から出て行くの待つ義務があります(場合によってはラウンドアバウト内で停車する必要があります)。
・2車線のラウンドアバウトにおいて出口が2つ目以降の場合、基本的には左車線からラウンドアバウトの内側の車線に進入し、出口が近づいたら右ウィンカーを出してそのまま内側の車線から外側の車線をまたいで出てください。その際、外側の車両が自車に走行を譲っていることを確認してください(外側車線の走行は禁止されているわけではありませんが、内側車線の車両に優先権があるため、各出口では内側車線を走行中の車両が自車の車線をまたいで出口から出ることを待つ義務がある点に注意が必要です)
・ラウンドアバウトの出口に横断歩道が設置されていることが多々あります。歩行者が横断中の場合は出口付近で停止している車両がいることがありますので、注意してください。
3 先行車両の追い越し
アイスランドでは都市部の一部を除いて幹線道路であっても対面1車線通行の道路がほとんどです。センターラインが白線の点線箇所では対向車線を使った追い越しが可能ですが、以下の点に特に注意してください。
・白線の点線箇所以外では追い越さない。
・白線・点線箇所であっても、カーブや坂道など見通しの悪い場所では追い越さない。
・市街地内(制限速度が90km/h以下の道)では原則追い越さない。
・対向車が接近している場合や自信が無い場合は追い越さない(郊外では相対速度が200km/hを超えることもあるため、対向車は想像以上の早さで接近します)
・自身の前方を先行している車両が左ウィンカーを点滅させている場合、当該車両を追い越さない(左折しようとしている可能性があります)。
・前方の道路脇に停止車両がある場合は追い越さない(停止車両や飛び出してきた人物を避けるために追い越そうとする車両が回避行動を取る可能性があるため)。
・トンネル内や橋梁部では追い越さない
・追い越す場合、追い越し開始の数秒前より左ウィンカーを点滅させ、前後の車両に追い越す意思があることを表示し、前方からの対向車及び後方から自車を追い越そうとしている車両がいないことを確認して反対車線に進入する。
・追い越そうとする先行車両が極端に速度を落としている場合は、当該車両が脇道や道路脇の施設に左折進入する可能性があることを念頭に置く。
・追い越し行動は迅速に終える(追い越し中は一時的に速度を挙げ、追い越したら速やかに元の車線に戻る)
・自車を追い越そうとする車両がいる場合、追い越し行動が速やかに終えられるよう自車の速度をやや落とす(追い越されないために速度を挙げることは厳禁)。
・自車の進行方向から追い越し車両が接近する場合、正面衝突を避けるために自車の速度を落とすとともに可能な範囲で右側に寄る。
4 1車線(片側交互通行)の橋梁やトンネルの通過
アイスランドには、国道1号線(リングロード)などの幹線道路を含め、片側交互通行(1車線)の橋梁やトンネルが多数あります。これら設備の通過に関しては決められたルールがありますので注意してください(ルールを知らない観光客による事故が多発しており、過去には邦人の死亡事故も発生しています)。
・片側交互通行(1車線)しかない橋梁やトンネルでは、先に通過を始めた車両に優先権があります。橋梁やトンネルにさしかかった時に既に対向方向から通過を始めている車両がある場合は、その車両が通過を終えるまで橋梁またはトンネルの手前で待機してください。
・橋梁やトンネルの手前では減速して、対向車の有無を慎重に確認してください。
・自車または対向車のいずれが先着したか分からない場合は、無理して進入せず対向車の様子を見究めてください(後続の車からクラクション等を鳴らされても焦らないようにしてください)。
5 未舗装路等の走行
アイスランドには未舗装の道路が多くあり、中には渡河(水中から川を渡る)を要する路線も少なくありません。こうした道路を走行する際は舗装路とは異なる注意が必要となります。
・未舗装路のうちFロード(路線番号の冒頭にFが着く路線(例:F226))と呼ばれる路線は走行できる車両に条件があり、一部レンタカーでは走行できません。
走行が認められていない車両で走行して修理が必要な状況となった場合、保険が適用されなかったり罰金を科せられることがありますので、走行予定の路線についてレンタカー会社に確認してください。
・道路から外れて運転する行為(オフロード走行)は法律で禁止されています。興味本位でも決して行わないようにしてください(地面の下に凹凸や穴が空いている可能性があります)。
・未舗装路は路面の凹凸が激しいものがあり、ハンドルも取られやすいため速度は控えめに走行してください。
・飛び石が多いため、対向車とすれ違う際は速度を落とすなど注意してください。
・未舗装道路の中には長区間に渡って給油や車両の修理ができない路線があります。走行前にガソリンの残量等を確認するとともに、万一に備えてガソリンスタンドやロードサービスの有無を確認してください。
・渡河についても条件がある場合があります。レンタカー会社に渡河が可能か確認してください。
・渡河に際しては、必ず先に渡河できている車両があることを確認してください。雪解けや上流での降雨によって増水していて渡河できない場合でも、その都度細かく物理的な通行禁止措置が取られる訳ではありませんので基本的には自己判断での渡河となります。
・渡河前に車両を進水させるポイントと川から出るポイントの場所を確認してください。
・車両に渡河用モードがある場合は必ず選択してください。
・渡河に自信がない場合は無理せず引き返して迂回するか予定を変更するようにしてください。渡河に失敗した場合、車両へのダメージやレスキュー費用などの経済的な損失だけでなく、生命に関わることにもなりかねません(渡河失敗による車両のダメージは原則自己負担となります)。
・水中を走行中はタイヤの回転を抑えて低速で進行してください。アクセルを踏みすぎると、河底が削られ水深が深くなったりタイヤがとられてしまい脱出が困難になる場合があります。
6 路肩での駐停車禁止
アイスランドは道中に驚くほど多くの絶景スポットがあり、ついつい車を停めて景色を堪能したくなりますが、指定された場所以外に車を停止させると事故やトラブルの原因となりかねないため、そのような行動は控えてください。
・緊急時を除き、道路の路肩に車を駐停車することは禁止されています。アイスランドの道は路肩が狭く、駐停車すると後続車の通行の妨げになるだけでなく事故を誘発しご自身のみならず周りの方にも影響を及ぼしますので、駐車が認められている場所以外での駐停車は厳に慎んでください。
・左方向に道が分岐する地点では、その道に向けて左折する車を後続車が避けられるように路肩が広めに設定されていることがあります。このような場所に駐停車すると後続車の通行の妨げになるばかりか衝突事故を誘発しかねません。
ほかにも広めに路肩がとられている場合は何らかの理由がある場合もあるため、駐車スペースの表示がある場所以外では駐停車しないようにしてください。
7 冬期の運転
冬期は路面が凍結や積雪で大変危険な状態となることが少なくありません。また天候も変わりやすく、晴れていても数分で暴風雪のために視界がゼロとなることも珍しくないため、このような事情も念頭に余裕を持った計画を立てるとともに、事前の情報収集を徹底することが重要です。
・自身の走行ルートについて、天候と路面の状況を事前に確認してください。悪天候の場合は道路が閉鎖されていることも少なくありません。
アイスランド気象局:https://www.vedur.is/
アイスランド道路局:https://umferdin.is/en
・凍結や積雪がある場合は、急ブレーキや急なハンドル操作など「急」がつく操作はせず、通常よりも速度を落として慎重に運転してください。
・路面状況が悪い前提で、時間に余裕を持った計画を立ててください。冬期は日照時間も短いうえ、夜間は路面の状況が分かりにくく危険なため、長時間の運転は避けるのが無難です。
・晴れていても太陽が低く視界への影響が大きいためサングラスの着用を検討してください。
・緊急時に備えて暖を取れる装備の用意を検討してください。
8 事故に遭った場合の対応
運転中に事故に遭った場合、ケガ等がある場合は迷わず112(警察・消防・救急)に通報してください。指令センターは通報者の位置情報の特定が可能で、通話内容が不明な場合でも緊急サービスが派遣されますので、特に一刻を争う状況の場合は、言葉の問題があったとしても112に速やかに通報してください。
物損事故の場合は当事者間の示談が認められています。レンタカー会社に連絡して対応を仰いでください(自損事故の場合も同様)。なお、可能であれば周辺にいる目撃者に証人になってもらうよう氏名や電話番号を尋ねておいてください。
立ち往生や車両の故障の場合、レンタカー会社に連絡して対応を仰ぐか自身でロードサービスに連絡して必要な対応を要請してください。
信号機のない交差点を通過する場合、優先道路を示す標識を確認してください。交差点手前に黄枠の菱形標識が見える場合は自車が走行中の道路が優先道路です。一方で、赤枠白地(または黄地)の逆三角形標識が見える場合は交差している道路が優先となりますので、交差する道路を走行している車がいる場合はその車両が交差点を通過するのを待つ必要があります。
なお、赤地に「STOP」の標識がある場合は、優先順位にかかわらず必ず一時停止し、車両の有無を確認してください。
また、優先標識が無い場合、道幅などから優先度が明らかな場合を除いて必ず一時停止してください。
2 ラウンドアバウトの通過
アイスランドにはラウンドアバウトが多く設置されています。日本とは異なるルールもありますのでご注意ください。
・ラウンドアバウトではラウンドアバウト内を走行中の車両に優先権がありますので、ラウンドアバウトに進入する際は、ラウンドアバウト内の左側から車両が来ていないことを確認して進入してください。
・ラウンドアバウトから出る際は右ウィンカーを、出口を通過する場合は左ウィンカーを点滅させてください。
・2車線のラウンドアバウトにおいては内側の車両に優先権がありますので、自車が外側の車線を回っている際に自車の左側(内側車線)を走行している車がラウンドアバウトから出ようとしている場合はその車両が自車の車線をまたいで出口から出て行くの待つ義務があります(場合によってはラウンドアバウト内で停車する必要があります)。
・2車線のラウンドアバウトにおいて出口が2つ目以降の場合、基本的には左車線からラウンドアバウトの内側の車線に進入し、出口が近づいたら右ウィンカーを出してそのまま内側の車線から外側の車線をまたいで出てください。その際、外側の車両が自車に走行を譲っていることを確認してください(外側車線の走行は禁止されているわけではありませんが、内側車線の車両に優先権があるため、各出口では内側車線を走行中の車両が自車の車線をまたいで出口から出ることを待つ義務がある点に注意が必要です)
・ラウンドアバウトの出口に横断歩道が設置されていることが多々あります。歩行者が横断中の場合は出口付近で停止している車両がいることがありますので、注意してください。
3 先行車両の追い越し
アイスランドでは都市部の一部を除いて幹線道路であっても対面1車線通行の道路がほとんどです。センターラインが白線の点線箇所では対向車線を使った追い越しが可能ですが、以下の点に特に注意してください。
・白線の点線箇所以外では追い越さない。
・白線・点線箇所であっても、カーブや坂道など見通しの悪い場所では追い越さない。
・市街地内(制限速度が90km/h以下の道)では原則追い越さない。
・対向車が接近している場合や自信が無い場合は追い越さない(郊外では相対速度が200km/hを超えることもあるため、対向車は想像以上の早さで接近します)
・自身の前方を先行している車両が左ウィンカーを点滅させている場合、当該車両を追い越さない(左折しようとしている可能性があります)。
・前方の道路脇に停止車両がある場合は追い越さない(停止車両や飛び出してきた人物を避けるために追い越そうとする車両が回避行動を取る可能性があるため)。
・トンネル内や橋梁部では追い越さない
・追い越す場合、追い越し開始の数秒前より左ウィンカーを点滅させ、前後の車両に追い越す意思があることを表示し、前方からの対向車及び後方から自車を追い越そうとしている車両がいないことを確認して反対車線に進入する。
・追い越そうとする先行車両が極端に速度を落としている場合は、当該車両が脇道や道路脇の施設に左折進入する可能性があることを念頭に置く。
・追い越し行動は迅速に終える(追い越し中は一時的に速度を挙げ、追い越したら速やかに元の車線に戻る)
・自車を追い越そうとする車両がいる場合、追い越し行動が速やかに終えられるよう自車の速度をやや落とす(追い越されないために速度を挙げることは厳禁)。
・自車の進行方向から追い越し車両が接近する場合、正面衝突を避けるために自車の速度を落とすとともに可能な範囲で右側に寄る。
4 1車線(片側交互通行)の橋梁やトンネルの通過
アイスランドには、国道1号線(リングロード)などの幹線道路を含め、片側交互通行(1車線)の橋梁やトンネルが多数あります。これら設備の通過に関しては決められたルールがありますので注意してください(ルールを知らない観光客による事故が多発しており、過去には邦人の死亡事故も発生しています)。
・片側交互通行(1車線)しかない橋梁やトンネルでは、先に通過を始めた車両に優先権があります。橋梁やトンネルにさしかかった時に既に対向方向から通過を始めている車両がある場合は、その車両が通過を終えるまで橋梁またはトンネルの手前で待機してください。
・橋梁やトンネルの手前では減速して、対向車の有無を慎重に確認してください。
・自車または対向車のいずれが先着したか分からない場合は、無理して進入せず対向車の様子を見究めてください(後続の車からクラクション等を鳴らされても焦らないようにしてください)。
5 未舗装路等の走行
アイスランドには未舗装の道路が多くあり、中には渡河(水中から川を渡る)を要する路線も少なくありません。こうした道路を走行する際は舗装路とは異なる注意が必要となります。
・未舗装路のうちFロード(路線番号の冒頭にFが着く路線(例:F226))と呼ばれる路線は走行できる車両に条件があり、一部レンタカーでは走行できません。
走行が認められていない車両で走行して修理が必要な状況となった場合、保険が適用されなかったり罰金を科せられることがありますので、走行予定の路線についてレンタカー会社に確認してください。
・道路から外れて運転する行為(オフロード走行)は法律で禁止されています。興味本位でも決して行わないようにしてください(地面の下に凹凸や穴が空いている可能性があります)。
・未舗装路は路面の凹凸が激しいものがあり、ハンドルも取られやすいため速度は控えめに走行してください。
・飛び石が多いため、対向車とすれ違う際は速度を落とすなど注意してください。
・未舗装道路の中には長区間に渡って給油や車両の修理ができない路線があります。走行前にガソリンの残量等を確認するとともに、万一に備えてガソリンスタンドやロードサービスの有無を確認してください。
・渡河についても条件がある場合があります。レンタカー会社に渡河が可能か確認してください。
・渡河に際しては、必ず先に渡河できている車両があることを確認してください。雪解けや上流での降雨によって増水していて渡河できない場合でも、その都度細かく物理的な通行禁止措置が取られる訳ではありませんので基本的には自己判断での渡河となります。
・渡河前に車両を進水させるポイントと川から出るポイントの場所を確認してください。
・車両に渡河用モードがある場合は必ず選択してください。
・渡河に自信がない場合は無理せず引き返して迂回するか予定を変更するようにしてください。渡河に失敗した場合、車両へのダメージやレスキュー費用などの経済的な損失だけでなく、生命に関わることにもなりかねません(渡河失敗による車両のダメージは原則自己負担となります)。
・水中を走行中はタイヤの回転を抑えて低速で進行してください。アクセルを踏みすぎると、河底が削られ水深が深くなったりタイヤがとられてしまい脱出が困難になる場合があります。
6 路肩での駐停車禁止
アイスランドは道中に驚くほど多くの絶景スポットがあり、ついつい車を停めて景色を堪能したくなりますが、指定された場所以外に車を停止させると事故やトラブルの原因となりかねないため、そのような行動は控えてください。
・緊急時を除き、道路の路肩に車を駐停車することは禁止されています。アイスランドの道は路肩が狭く、駐停車すると後続車の通行の妨げになるだけでなく事故を誘発しご自身のみならず周りの方にも影響を及ぼしますので、駐車が認められている場所以外での駐停車は厳に慎んでください。
・左方向に道が分岐する地点では、その道に向けて左折する車を後続車が避けられるように路肩が広めに設定されていることがあります。このような場所に駐停車すると後続車の通行の妨げになるばかりか衝突事故を誘発しかねません。
ほかにも広めに路肩がとられている場合は何らかの理由がある場合もあるため、駐車スペースの表示がある場所以外では駐停車しないようにしてください。
7 冬期の運転
冬期は路面が凍結や積雪で大変危険な状態となることが少なくありません。また天候も変わりやすく、晴れていても数分で暴風雪のために視界がゼロとなることも珍しくないため、このような事情も念頭に余裕を持った計画を立てるとともに、事前の情報収集を徹底することが重要です。
・自身の走行ルートについて、天候と路面の状況を事前に確認してください。悪天候の場合は道路が閉鎖されていることも少なくありません。
アイスランド気象局:https://www.vedur.is/
アイスランド道路局:https://umferdin.is/en
・凍結や積雪がある場合は、急ブレーキや急なハンドル操作など「急」がつく操作はせず、通常よりも速度を落として慎重に運転してください。
・路面状況が悪い前提で、時間に余裕を持った計画を立ててください。冬期は日照時間も短いうえ、夜間は路面の状況が分かりにくく危険なため、長時間の運転は避けるのが無難です。
・晴れていても太陽が低く視界への影響が大きいためサングラスの着用を検討してください。
・緊急時に備えて暖を取れる装備の用意を検討してください。
8 事故に遭った場合の対応
運転中に事故に遭った場合、ケガ等がある場合は迷わず112(警察・消防・救急)に通報してください。指令センターは通報者の位置情報の特定が可能で、通話内容が不明な場合でも緊急サービスが派遣されますので、特に一刻を争う状況の場合は、言葉の問題があったとしても112に速やかに通報してください。
物損事故の場合は当事者間の示談が認められています。レンタカー会社に連絡して対応を仰いでください(自損事故の場合も同様)。なお、可能であれば周辺にいる目撃者に証人になってもらうよう氏名や電話番号を尋ねておいてください。
立ち往生や車両の故障の場合、レンタカー会社に連絡して対応を仰ぐか自身でロードサービスに連絡して必要な対応を要請してください。