アイスランド農業大学訪問
令和7年3月6日



3月6日、竹若大使はアイスランド農業大学(Agricultural University of Iceland)を訪問し、ラグンヘイズル・ソーラリンスドッティル(Ragnheiður I Þórarinsdóttir)学長と、今後の日アイスランド学術交流について意見交換を行いました。
同大学は、農業科学、環境・森林科学、景観建築の3つの主要分野における研究に力を入れており、特にユネスコの支援により毎年開講されている、6ヶ月間の土地再生プログラム(Land Restoration Training Programme)には、世界中から多くの学生が参加します。
ErasmusやUNIgreenといったプログラムを通じ、ヨーロッパをメインとした学術機関との交流に力を入れてきましたが、将来的には日本を含む非ヨーロッパ圏の大学と提携が結ばれる可能性も期待されます。
アイスランド農業大学が位置する湿地帯には、数多くの水鳥が生息し、ラムサール条約によって保護されています。敷地内には、牛や羊に加え、同大学の教師及び学生が所有する70頭もの馬が飼育され、室内の立派な馬場もありました。
大学敷地内にあるアイスランド農業博物館にもご案内いただき、貴重な農機のコレクションを拝見しつつ、アイスランドの農業の歴史についても学ばせていただきました。
学長及びインターナショナルオフィスの皆様、温かいおもてなしをありがとうございました。