大使室より(アイスランドの登山・ハイキング事情-エシア山)
令和4年4月27日



アイスランドには、日本の富士山のような高い山はありませんが、溶岩に覆われた台地や、かつて氷河期には氷に覆われ、その後地層が隆起した結果生じた山塊、そうした山塊が氷河に削られた跡を残すフィヨルドなど、気軽なウォーキング、ハイキングを楽しめるようなところがいたるところにあります。
レイキャビク郊外にもそうしたところがたくさんあります。
中でもお薦めしたいのは、この「エシア山」で、天気がよければ、レイキャビク市内のどこからでもすぐ近くに見える山です。大使室からもよく見え、その日の天気、季節によって刻々と眺めを変えるこの山は、未だに見飽きることがありません。
ここは、単一の山というよりは、一連の隆起した岩の塊で、一番高いところで高さは914メートル。よく整備された複数のハイキングコースが設定されており、天気のよい週末などにはたくさんの人が訪れています。一番人気は、ステン(「石」)と言われるポイントまで、緩い登りを歩くコース。約6.6キロです。私はここをゆっくりと1時間半ほどかけて登りますが、健康に自信のある人は1時間で登り切る、と言います。実際、歩くというよりはランニング、ジョギング・ペースでトレーニングのために走っている人も多数見かけます。ここから、スヴェルフェルスホルン(Þverfellshorn)と呼ばれる峰の山頂までは、かなり難易度の高い登りで、本当に山登りが好きな人が行くルート。実は、私はまだチャレンジしたことがありません..。
レイキャビク市内からは北に20キロほどですが、定型のガイドツアーがあるわけでもなく、自動車を持たない方にはちょっと行きにくいところかもしれません。しかし、公共バスの乗り場もあり、自前の自動車がなくても来られるようです。
なお、天候さえよければ、比較的簡単なハイキングコースですが、天気が極端に変わりやすいのはアイスランド特有の事情。季節によっては危険も伴います。十分な装備と準備は怠りなく、あくまで自己責任で。
レイキャビク郊外にもそうしたところがたくさんあります。
中でもお薦めしたいのは、この「エシア山」で、天気がよければ、レイキャビク市内のどこからでもすぐ近くに見える山です。大使室からもよく見え、その日の天気、季節によって刻々と眺めを変えるこの山は、未だに見飽きることがありません。
ここは、単一の山というよりは、一連の隆起した岩の塊で、一番高いところで高さは914メートル。よく整備された複数のハイキングコースが設定されており、天気のよい週末などにはたくさんの人が訪れています。一番人気は、ステン(「石」)と言われるポイントまで、緩い登りを歩くコース。約6.6キロです。私はここをゆっくりと1時間半ほどかけて登りますが、健康に自信のある人は1時間で登り切る、と言います。実際、歩くというよりはランニング、ジョギング・ペースでトレーニングのために走っている人も多数見かけます。ここから、スヴェルフェルスホルン(Þverfellshorn)と呼ばれる峰の山頂までは、かなり難易度の高い登りで、本当に山登りが好きな人が行くルート。実は、私はまだチャレンジしたことがありません..。
レイキャビク市内からは北に20キロほどですが、定型のガイドツアーがあるわけでもなく、自動車を持たない方にはちょっと行きにくいところかもしれません。しかし、公共バスの乗り場もあり、自前の自動車がなくても来られるようです。
なお、天候さえよければ、比較的簡単なハイキングコースですが、天気が極端に変わりやすいのはアイスランド特有の事情。季節によっては危険も伴います。十分な装備と準備は怠りなく、あくまで自己責任で。