大使室より(信任状の捧呈)

令和7年1月8日
Presentation of Credentials Photo courtesy: The Office of the President
Presentation of Credentials
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このたび駐アイスランド日本国大使として着任した竹若敬三です。
前任者からの伝統にならい、大使室便りを発信していきます。皆様からのご助言、ご意見をお待ちしております。
 
1月8日、ハトラ・トーマスドッティル大統領に信任状を捧呈しました。昨年12月27日にレイキャビクに到着して2週間も経たないうちに、正式に大使として受け入れられました。大変ありがたいことです。
 
大統領とは、日本がアイスランドから学ぶ重要な課題として、ジェンダーについて話しました。金融危機を乗り切る上で多様性が重要であったことについて大統領も強調されていました。
 
私の着任後最初の行事として、新年前夜の31日夜にハットルグリムス教会で花火を見に行ったことを話したところ、大統領はレイキャビクの名物行事であると賞賛していました。
 
私から大統領には、日本の大河ドラマ「光る君へ」にちなんで、源氏物語の英訳版を進呈しました。11世紀の日本の女性作家による小説に大いに関心が示されました。また、今月下旬に日本で上映される映画「Touch」についても、大統領は高く評価されていました。
 
着任早々ですが、アイスランドから多くを学ぶのが楽しみです。