ヘットリスヘイジ発電所・Carbfix・Climeworks訪問
令和7年8月14日


8月12日、竹若大使は、ON Power社が運営するヘットリスヘイジ地熱発電所、同発電所内にあるCarbfix社現場及び近接するClimeworks社のプラントMammothを訪問しました。ON Power社はヘットリスヘイジとネーシャベットリルで地熱発電所を運営しており、都市部温水供給の6割を担っています。ヘットリスヘイジ発電所は、地熱発電所の規模として世界で第8位、ヨーロッパで最大であり、三菱重工製、東芝製のタービンが使用されています。Carbfix社は、発電所等から放出された炭素を水に溶かして玄武岩に注入し、地下に貯蔵するプロジェクトを実施しており、同プロジェクトは、海水温の上昇・氷河の融解・世界各地の災害など、地球温暖化の影響を背景に、世界中で注目を集めており、同社は様々な大学や研究所とも協力しています。




Climeworks社(本社スイス)は、CO2回収・貯留プラントMammothを運営しており、ファンが設置された72のコンテナにより炭素回収が行われています。