大使室より(北極と日本)
令和7年11月28日
朝の大使館建物
11月末、北極圏国のアイスランドは、本格的な冬に入りつつあります。特に堪えるのは、日照時間が短いことです。11月28日は日の出が10:38、日の入りが15:53で、これから冬至に向けてさらに短くなっていきます。ほかの北欧諸国の大使が親切に助言してくれるのは、昼間は時間をみつけて陽光を浴びるようにした方がよいということです。北極圏国の生活の知恵です。冬のレイキャビクは、朝暗い中の通勤から一日が始まります。子供達が帽子とコートに包まれて元気に通学する姿を見ると励まされます。また、家々の窓に吊り下げられるクリスマスの灯りは、暗闇の季節ならではの美しい光景です。
北極圏国のアイスランドは、日本の北極政策において重要な役割を果たしています。そのことについて寄稿しました。2013年の北極サークルの創設、1970年代からの日本の国立極地研究所によるアイスランドとの研究協力、2021年の日本とアイスランドの共催による第3回北極科学大臣会合(ASM3)の開催といった沿革を振り返ると、アイスランドの重要性は明らかです。アイスランドの読者にとって、北極の文脈での日本との関係は興味深いとのご意見をいただいたので、以下のリンクで紹介します。
今年を振り返ると、大阪・関西万博における5月29日のアイスランド・デーとハトラ大統領の訪日、10月の高円宮妃殿下の第12回北極サークル総会御臨席といった重要な行事がありました。来年の2026年は、日本とアイスランドとの外交関係樹立70周年になります。日本の新たな北極域研究船「みらいII」は、2026年11月にJAMSTECに引き渡される予定です。来年も両国関係の促進に資するよう、できるだけ投稿していきます。
https://vardberg.is/frettir/keizo-takewaka-sendiherra-japans-a-islandi-nordurslodastefna-japans-og-mikilvaegi-islands/
北極圏国のアイスランドは、日本の北極政策において重要な役割を果たしています。そのことについて寄稿しました。2013年の北極サークルの創設、1970年代からの日本の国立極地研究所によるアイスランドとの研究協力、2021年の日本とアイスランドの共催による第3回北極科学大臣会合(ASM3)の開催といった沿革を振り返ると、アイスランドの重要性は明らかです。アイスランドの読者にとって、北極の文脈での日本との関係は興味深いとのご意見をいただいたので、以下のリンクで紹介します。
今年を振り返ると、大阪・関西万博における5月29日のアイスランド・デーとハトラ大統領の訪日、10月の高円宮妃殿下の第12回北極サークル総会御臨席といった重要な行事がありました。来年の2026年は、日本とアイスランドとの外交関係樹立70周年になります。日本の新たな北極域研究船「みらいII」は、2026年11月にJAMSTECに引き渡される予定です。来年も両国関係の促進に資するよう、できるだけ投稿していきます。
https://vardberg.is/frettir/keizo-takewaka-sendiherra-japans-a-islandi-nordurslodastefna-japans-og-mikilvaegi-islands/