大使室より(公邸の移転)

令和8年6月30日
公邸の移転
6月15日をもって、Brekkugerðiの旧公邸を明け渡しました。
その前の週に、これまでたくさんのお世話になった家、隣人の方々にご挨拶に行きました。
新旧スタッフがきれいに掃除してくれたおかげで、室内、廊下、家具、壁、台所、玄関周りなど、完璧な状態でした。大使館の職員も名残りを惜しんでいました。
よく知られているように、この家は、有名なピアニスト・指揮者であるウラディーミル・アシュケナージさんの設計によるものです。2014年から約12年、5代にわたって日本大使がこの公邸のお世話になりました。数々の会食、レセプションなどの行事を通じて、多くのアイスランドの方々に楽しんでもらいました。
由緒ある建物で、歴代の日本大使がよい仕事をすることができたのは、ひとえに皆さんのご支援のおかけです。本当にありがとうございます。
 
日本人は、家に対して強い愛着があると言われます。「アシュケナージ・ハウス」は、木造部分が多く、樹木に取り囲まれ、奥ゆかしさを感じさせます。日本の著名な建築である隈研吾氏も評価されていました。
アイスランドの人々も、家に対して深い愛着を持っていると聞きました。厳しい天候の中で、家が社交の場として重要ということです。日本とアイスランドは家や隣人を大切にする文化を共有していると言えるのではないかと思います。確かに、私も、旧公邸の素晴らしい隣人の方々と家族ぐるみで交流しました。
 
旧公邸、家の文化とコミュニティに改めて敬意を表します。
新公邸は、まだ整備中ですが、いずれ活躍すると思いますので、どうぞよろしくお願いします。