大使室より(季節の変わり目)
令和8年4月9日
3月半ば、一時帰国したとき、日本の高知市で平年より早い桜の開花というニュースが流れていました。その後、3週間になりますが、東京では満開になったと聞きます。日本の友人から送ってもらった桜の写真をお届けします。
イースター休暇が終わりましたが、レイキャビク市内にはまだ雪が残っています。桜と雪を同時に堪能することはできないでしょう。しかし、日本人もアイスランド人も季節の変わり目を大切にする点では共通しているのではないでしょうか。日本では、毎年、桜の開花がいつどこでというのが大きなニュースになります。アイスランドでも、冬があけて春になるという季節の変化が大切にされているように感じます。今年は3月から雪が多かったので、雪に覆われた地面が露出してきて、景色がぐんと変わってきました。日差しの中でハイイロガンが散歩していました。
アイスランドでも春の到来を告げる鳥、ローア(Lóa:ヨーロッパムナグロ)の目撃情報が「Lóan er komin(ローアが来た)」、すなわち「春が来た」という見出しで毎年報じられます。アイスランドでの自然の動きは、日本のように大きなニュースにはなりませんが、躍動感があります。4月7日は雪の代わりに雨に降られましたが、止んだ後に見た虹に力強さを感じました。