東北のミライとアイスランド
9月25日、アイスフィッシュ(ICEFISH)を見学してきました。オープニングにはグリムソン大統領、ヨーハンソン環境・漁業・農業担当大臣等の要人も参加するアイスランド最大の経済見本市です。欧州を中心とした各国から、造船、水産物加工等、漁業・水産業に関する最新技術が展示されていました。気仙沼からも、木戸浦造船の木戸浦健歓社長、石川電装の石川貴之取締役、小野寺鐵工所の小野寺卯征社長他、数名の方が参加されました。
気仙沼とアイスランドの御縁は、東日本大震災から数ヶ月後、エギルさんとヨーコさんという、アイスランド人と日本人のご夫婦がボランティアとして入られたのがきっかけだそうです。ご存じの通り、アイスランドも漁業の国。数度にわたり、コンタクトをとるうちに、アイスランドで設計した船を、震災後の復興プロジェクトとして気仙沼の造船所等で立ち上げる造船団地で建造できないかという話に発展したそうです。これは「ミライ・シップヤード」と名付けられた、東北未来創造イニシャティブの一つとなるものです。
アイスランドに着任後、日本の復興状況について質問を受けます。火山と地震の国だけあって、自然と共存することの重みは、自分の生活の中でも痛感している人たちです。今回のアイスフィッシュでは、木戸浦社長や江頭JETROロンドン・ジャパン・シップ・センター部長から、日本の復興の具体例として「ミライ・シップヤード」を紹介していただく良い機会になりました。大統領も漁業大臣も、復興に向けた日本とアイスランドの協力を歓迎してくださいました。
ところで。気仙沼にボランティアに入られたアイスランドの方から、東北人とアイスランド人は気性が似ているとのコメント。「アイスランド人と東北の人は、寡黙だけれども、言うことははっきり言うので付き合いやすい」のだそうです。確かに、アイスランドでは、押しつけがましくは無いけれども、いつも見守られているような居心地の良さを感じます。
東北の未来創造、2016年の進水式、アイスランドから応援します。